現状だと早急にリターンラベルを送る必要がありますね。
リターンリクエストから3営業日が経過すると、バイヤーはebayに介入を依頼することが可能です。
その場合、48時間以内にebayは判断することになりますが、これは48時間以内であれば1分でも決定を下すということです。
運が良くてホールド期間の設定、通常なら瞬時に全額返金で終了です。

ケースエスカレートやPayment disputeでもかなり勘違いをしていると思います。
Payment disputeではebayは決済会社と争いません。
情報を提供して結果を待つだけです。
フリーリターンでの減額は無制限に使えるものではありません。
すべてはebayのポリシーに沿って判断されます。
関税については商品の説明に記載する必要があります。
受け取った商品に問題がある場合、バイヤーには返品の権利、セラーには返品を受ける義務があります。

Payment disputeの場合、決済会社が認めた時点で返金されます。
受け取り拒否の場合、商品が戻らないだけで終了です。
Payment disputeではセラーがバイヤーに返品を求めることは自由ですが、バイヤーに返品義務はありません。
それは決済会社が決めることです。
決済会社が返金の条件としてバイヤーに返品を指示すれば返品が行われます。
通常、偽物が理由で、それを決済会社が認めた場合は返品されません。
偽物の輸出入は世界各国で禁止されているからです。

リターンリクエストなどebayの管轄の段階で商品を取り戻すことを主としたほうがいいです。
リターンコストの支払いにバイヤーが同意したとしても、リターンコストを見た結果、Payment disputeに切り替えられると対応が難しくなります。

このケースの対応は早急に行う必要があります。
感情的なものは入れるべきではありません。

まずブランドの真贋を判定できるのは法律的にその商標権を持つ会社だけになります。
なのでそれ以外の人がどんな理由で主張してもあまり意味はありません。
ebayもそれがわかっているので真贋については介入してきません。
なのでバイヤーがどんなに無茶苦茶な理由で偽物だと主張しても、その時点でセラーが負けます。
それをわかっていて悪用してくるバイヤーも少なからずいます。

・往復送料あちら持ちで返品承諾した場合 セラーパフォーマンスには影響するか

ebayのシステム的には影響はないと思います。
気になるようであれば、わたしは偽物だとは思っていないけどバイヤーの不安な心情をくみ取り送料を負担します。などのメッセージを送ってから負担してはどうでしょうか？

・別物や空箱が送られてきた場合などの対処(開封時に動画を回すなど？)

私は対処方法はないのではないかと思います。商品到着後、数日間のうちに返金しなければ勝手に返金されてデファクトが付くのであんまり例外的なことを主張する時間はないのではないかと思います。
わたしも８万円くらいのフィギュアが返品されてぼろきれだけが帰ってきましたが全額返金さされました。
後日ebayに掛け合ったところ私の主張をebayが認めてくれ、返金手数料だけが戻されました。

・バイヤーがケースエスカレート( payment dispute )したと仮定し
　双方ともにそれぞれの主張を証明するものがない場合はどうなるのか
(こちらとしては ユーズドなので本元ブランドによる証明書は出せませんが
買取元のAACD加盟店の領収書は出せます)

普通に負けて全額返金になり商品も失うと思います。
AACDは中古ブランド品を扱っている会社が集まってできた業界団体なのであんまり意味はありません。

・上記の状況で、 なおかつ、こちらが返品物を受け取り拒否した場合
　 決済会社(クレカ会社)のチャージバックとなると
　品物&商品代金とも残らない、という結果になるのでしょうか

返品を未承諾の場合バイヤーはセラーの住所を知れないので返品はできないのではないかと思います。
バイヤーはそんなことをしなくても、エスカレートからの全額返金になるかと思います。

今回無事ジャケットが戻ってくれば損害はそこまで大きくなさそうなので割り切るしかないかと思います。
もしフリーリターンに設定していて、ジャケットに使用した形跡があれば半額返金もできるかと思います。
使用したかどうかはセラーでの判断となります。