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【PSA鑑定で付加価値UP】やってみよう!PSA鑑定の提出方法【トレーディングカード】

PSAってなに?


PSAとは正式名称のProfessional Sports Authenticator(プロフェッショナル・スポーツ・オーセンティケーター)から頭文字をとったものになります。

世界的にもPSA鑑定は認知されており、業界の中では権威ある鑑定機関の一つです。

 

====以下、PSA社HPより抜粋=====

Professional Sports Authenticator(PSA)は世界最大そして最も信頼されている第三者トレーディングカード真贋鑑定・グレーディングサービス会社です。PSAのサービスは世界中のコレクター、ディーラー、オークション会社などから高い支持を得ています。1991年の創業以来、PSAは4,000万枚以上のカードと1,000億円以上の累計申告価格の収集品を鑑定してきました。

 

PSAの真贋鑑定・グレーディングの専門知識や最先端のホルダーは、トレーディングカードの価値、保証、流動性などに貢献しています。世界中のコレクターがカードの長期保護について PSAを信頼しています。

PSAは珍しいコイン、トレーディングカード、サイン、メモラビリアなどの高価格な収集品の第三者真贋鑑定・グレーディングサービスの業界リーダーであるCollectors Universe, Inc.の一部門です。Collectors Universe, Inc.は日本以外にはカリフォルニア、パリ、香港、上海に支社を有します 。

 

PSAは、鑑定に対する補償を提供する唯一の第三者グレーディング会社として、トレーディングカードやその他の収集品の真贋鑑定及びグレーディングにおいて確固たる地位を築き上げています。

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また、PSAに鑑定依頼するとカードの審美を10段階でのグレード(評価)が付与されます。

 

10:GEM Mint

9 :Mint

8 :Near Mint-Mint

7 :Near Mint

6 :Excellent-Mint

5 :Excellent

4 :Very Good-Excellent

3 :Very Good

2 :Good

1 :Poor

 

10が最高評価となっており、点数が高くなるほど付加価値も大きくなります。

 

鑑定することのメリット


昨今ポケモンカードや遊戯王カードなどトレーディングカードは資産性を帯びてきました。

まるで株式や金のように価格が上下する現象が多く見られ、古いものや発行枚数が少ないものなどは特に著しい価格の高騰の値動きが見られます。

1枚が10万円、100万円を超える場合もあり、高いものだと数千万円の値がつくようになりました。

こうなってくると偽物も出回ってしまうのが世の常です。

ブランド品などと同様にこれらのトレーディングカードは精巧に作られた偽物が市場に多く流通し、知らずに商品を購入してしまうケースが後をたちません。

そのためPSAなどのトレカも専門とする鑑定機関の認証を受けていることが買い手の安心に繋がり、さらに10段階評価で最高評価を受けると付加価値がより一層まして価格に反映されます。

 

PSA鑑定の実例


 

 

鑑定依頼の流れについて


鑑定依頼申込書の書き方

まずはPSAのホームページにアクセスします。

申込のページより、申込記入例と必要になる各種書類をダウンロードします。

鑑定する種類によって必要となる書類が変わってきますので注意しましょう。

 

■知っておくべき前提条件

・同一住所から1名のみ

・最大300枚まで(申込書2枚での提出)

・申込書1枚につき150枚まで

 

○鑑定するカードが10種類未満の場合

①申込書

 

○鑑定するカードが10種類以上の場合

①申込書

②追加記入用紙

 

次に鑑定するサービスを決めましょう。

申告価格の金額帯によって選ぶサービスが変わってきます。

高いカードを鑑定するサービスと安いカードを鑑定するサービスは費用が変わってきます。

サービス名称 1枚の鑑定費用 カードの申告価格
レギュラー 3,300円 50,000円までのカード
XP 6,600円 250,000円までのカード
スーパーXP 27,500円 1,000,000円までのカード
プレミアム 110,000円 2,500,000円までのカード
スーパープレミアム 220,000円 5,000,000円までのカード
プレミアムプラス 330,000円 10,000,000円までのカード
プレミアムエリート 550,000円 10,000,000円超のカード

カードの申告価格は自分で決める必要があります。

この申告価格は万が一の紛失などによる保険金額にもなります。

ただし、PSAで鑑定した結果が申告金額よりも高いと判断された場合は追加料が請求されます。

そのため鑑定するカードの結果を想定して、eBayでの相場を確認しながらサービスを選ぶといいですね。

次に商品の詳細を入力していきます。

名称 内容
枚数 鑑定する枚数
カテゴリ ジャンル(TCG、Baseball等)
カードセット名 種類(Pokemon、YU-GI-OH!等)
発行年 -
カード番号 カード固有の型番
カード名 正式名称
特殊性 色違い、レアリティなどの種類
申告価格 相場の価格を設定

10種類以上の場合は申込書に記載できないので、始めから追加記入用紙に記入する必要があります。

 

カードの梱包方法について

■準備するもの

・カードセーバー1(PSA推奨)

・ラベルシール 例 13mm×38mm

 

まずはカードセーバーにカードを封入します。

次にラベルシールを下記内容で準備します。

 

Sub # →申込書に記載されている申込み番号

Line # →ライン番号 / 枚数順番

仮に画像のカードを3枚鑑定に出す場合、ラベルシールは下記のようになります。

1枚目

Sub # 6219271

Line # 1 / 1

 

2枚目

Sub # 6219271

Line # 1 / 2

 

3枚目

Sub # 6219271

Line # 1 / 3

 

このようにSub #(申込番号)は固定され、Line #が変化していく流れになります。

すべてのカードにラベルを貼付完了後、順番に並べてカードをダンボールに梱包します。

仮にカードが5枚以下の場合は上下をダンボール片や厚紙で抑えて輪ゴムで固定します。

ここまでできた後にPSAの指定住所に発送して完了となります。

 

今後の動向


申込書類の作成とラベルシールの作成、貼付がかなりタフな作業になります。

そのため鑑定をするカードが多数あるなら早めから準備をすることをおすすめします。

PSA鑑定をすることで未鑑定のカードと比べて販売価格が高くなる場合もありますが、逆に低いグレードになると逆に価格が下がってしまうこともあるので注意が必要です。

 

以前はレギュラーより安価なバルクサービスという大量に鑑定したい人向けのサービスがありました。現在はPSA鑑定の需要増とコロナによる鑑定サービスの影響でバルクサービス自体が表示から消えてしまっており、今後も復活の見通しが立たない状況です。

そうなると最低でもレギュラーの3,300円が鑑定費用としてかかってしまいます。

カード原価+鑑定費用、さらには鑑定にかかる日数というリスクを許容できるカードかどうかを考えて取り組む必要がありそうです。

 

2022年は4月が始めの鑑定となります。

ぜひ皆さんも自宅に眠っているカードをPSA鑑定に出してみてください。

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