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超境ECの注意点_航空危険物とSDSについて

皆さんこんにちは!
eBayサポートチャンネル運営事務局です。

日本から海外へ空輸する場合、可燃物や薬品を含む商品は航空危険物に分類され、ものによっては空輸できないことがあります。商品が売れてから、配送できませんでしたと発覚しては大変です。商品発送までのハンドリングタイムには間に合わず、セラー都合の取引キャンセルとなってしまってはバイヤーの反感を買い、Defectもついてしまいかねません。

そのためeBayで商品を出品するときには、事前に空輸が可能かどうかを確認しておくことが大切です。一般的に、化粧品やペイント類などは航空危険物の薬品が含まれていることが多いようですが、一概に空輸できないとも限りません。このとき、製造メーカーからSDSという文書を取り寄せることで、空輸の可否を日本郵便や各種クーリエに確認してもらうことができます。


📢SDSとは?


SDSはSafety Data Sheetの略称で、「安全データシート」という意味です。化学物質を含む製品の危険性や有害性に関する情報を記載した文書で、リスクを関係者に周知することで災害や事故を未然に防止することを目的に、製品の製造メーカーに発行が義務づけられています。

日本では海上汚染防止法や消防法などの法律で指定された化学物質を含む製品が対象とされ、起爆性や可燃性、あるいは毒性や発がん性などの健康への影響、環境への有害性など、様々な危険性や取り扱い注意事項について記されています。

SDSは、製造メーカーが発行するものであるので、Eメールあるいは商品のホームページからメーカーに問い合わせることでSDSのデータファイルを送付してもらうことができます。ただし個人顧客には発行しないメーカーもあるため、残念ながら必ず入手できるとは限らないため、注意です。

SDSを入手できたら、日本郵便やクーリエに問い合わせて空輸できるかを確認しましょう。SDSを添付することで空輸が可能になるものもあります。逆にSDSが手に入らないもので、明らかに化学薬品が含まれている商品は、出品しないほうが安全です。

 


法規制や安全面から国外への空輸には厳しい規定がたくさんあります。eBayで新しく商品を取り扱うときは、事前に空輸が可能かどうかしっかりチェックしておきましょう。

eBayサポートチャンネル運営事務局

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